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神品(しんぴん)とは、神品機密に於いて主教から叙聖された正教会の聖職者。日本正教会による用語である。 神品には大きく分けて主教(主教品)、司祭(司祭品)、輔祭(輔祭品)の三種がある。副輔祭、誦経者は神品に含まれない。輔祭になる前に結婚するのであれば、正教会の輔祭・司祭は妻帯が可能である。 == 叙聖の順と各種位階 == 正教会の神品は必ず輔祭、司祭、主教の順に叙聖される。いきなり主教に叙聖されることはない。稀にいきなり司祭・主教になっているように見える事例も存在するが、そうした場合にも該当者を形式的には輔祭・司祭などに一旦叙聖し、数日間から数週間ほどの時間を置いている。 主教の中にも総主教、府主教、大主教、主教があり〔スラヴ系正教会では府主教が大主教の上位だが、ギリシャ系正教会では大主教が府主教の上位である。〕 、司祭の中にも首司祭、長司祭、司祭、輔祭の中にも首輔祭、長輔祭、輔祭がある。ただし、「主教叙聖」、「司祭叙聖」、「輔祭叙聖」はあるが、「長輔祭叙聖」等はない。これらの細分化された位階は叙聖ではなく昇叙という、主教による祝福を経て実現されるものである。 輔祭から司祭に叙聖される場合、長輔祭である必要は全くない。むしろ長輔祭は長年輔祭職を務めて輔祭職のエキスパートとなっている者がほとんどであり、輔祭職に特化して生涯を送ってきた長輔祭が司祭に叙聖されることは稀である。 首司祭(しゅしさい)、首輔祭(しゅほさい)の数は多くない。2007年現在の日本正教会でも、首司祭はイウスチン山口義人のみであり、首輔祭は存在しない。稀に、「(×)主司祭」「(×)主輔祭」の誤字・誤植が散見されるので注意が必要。首司祭はベテランの妻帯司祭が一定以上の功績によって昇叙されるものであり、場合によってはその権威は主教とほぼ同格に扱われる場合もある。首輔祭は修道輔祭が昇叙されたものであるケースが多い。 「奉神礼に精通している」「連祷に於ける輔祭朗誦の場面で美声が期待される」「自給輔祭として長年奉職してきた」等の理由から、司祭に叙聖される事なく一生を輔祭のままで過ごす輔祭は特にスラヴ系正教会に多い。こうした輔祭は功績・年功などにより長輔祭に昇叙されることがある。 時にはベテランの長輔祭は大聖堂における公祈祷(礼拝)のコーディネーターの役割を期待され、場合によっては司祭達よりも高い尊敬を得ているケースも少なくない。正教会における輔祭・司祭・主教の別を、単純な上下関係で捉えてはならないとされる言説を証する一つの好例である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神品 (正教会の聖職)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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